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ジョルジュ

Author:ジョルジュ
心母少女最終話更新
完結おめでとうございます。
08/03

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( ^ω^)が設定に立ち向かうようです 

3 :変態 ◆NAMAASHIms :2008/08/28(木) 06:12:33.20 ID:j9IAjFC9O
( ^ω^)「ついに、ここまで来たお…。」


男は不思議な空間に居た。
見渡す限り、視界を遮る物が無く、全てが灰色で構成されている世界だ。
砂漠の方がまだ、表情を持っている様に思える様な世界だった。


( ^ω^)(思えば長かった。)


彼はその昔、そう十年ほど昔に勇者という存在だった。
勇者とは魔王を滅し、世界を救うのが目的の者を指す。
そういう世界の真の勇者が彼だった。




( ^ω^)が設定に立ち向かうようです


 

7 :変態 ◆NAMAASHIms :2008/08/28(木) 06:25:58.24 ID:j9IAjFC9O
「良く来たな勇者よ。」


魔王は壮絶なまでの闘気を立ち上らせながら呟いている様に僕は思えた。
その背中を直視するのはあまりに辛かった。


(;^ω^)「く、流石に魔王だお。」

ξ;゚⊿゚)ξ「ええ、圧倒的な圧力を感じるわ。」

(;´・ω・`)「でも、やるしか無いね。」

从;゚∀从「当たり前だ、このハインリッヒ様がぶっ潰してやんよ」

僕の仲間がそれぞれに感想を言う。
後半は頼もしいが、明らかにあの魔王の闘気に押されているようだ。
無理も無い、あの圧力は異常だ。


10 :変態 ◆NAMAASHIms :2008/08/28(木) 06:33:49.68 ID:j9IAjFC9O
「貴様等に最初に言っておくことがある。」


魔王はその壮絶な闘気を抑えること無く語りかけて来る。


(;^ω^)「何だお?混乱呪文なら効かないお。」


みんなの言いたいであろうことを僕が代理し、訪ねる。


「貴様等のリーダーは誰だ?先ずはそれからだ。」

(;^ω^)「僕だお。」


魔王は何か考える素振りをすると、体をついにこちらに向けた。
そして、その精悍な顔付きに驚いた。
十代後半の人間そのものだった。


( ゚∀゚)「貴様等はリーダー以外死ぬだろう。」


15 :変態 ◆NAMAASHIms :2008/08/28(木) 06:45:21.92 ID:j9IAjFC9O
( ^ω^)「どういうことだお?」


僕が訪ねると、魔王は顔を歪ませた。
その様子は、悲しんでいるように見えた。


( ゚∀゚)「そうか、まだ気付いていないのか…。
いや、だからこそこの場に来ることになったのだな」

ξ゚⊿゚)ξ「ごちゃごちゃ言ってないで、さっさと掛かって来なさいよ。」

从 ゚∀从「そうだぜ、俺様は戦いたいんだ」

(´・ω・`)「君が言っていることは良く分からない、だからさっさと始めてしまおうか。」

( ^ω^)「そういうことだお、準備は良いかお?」

( ゚∀゚)「…」


魔王は、悲しみとも怒りとも取れる表情で顔を歪めた。
だが、すぐにその精悍な顔を引き締めると言い放った。


( ゚∀゚)「我は偉大なる魔王ジョルジュなり!
世界は我の物だ!
邪魔立てする勇者共よ!
貴様等は死ね!」


18 :変態 ◆NAMAASHIms :2008/08/28(木) 06:59:33.94 ID:j9IAjFC9O
( ^ω^)「それでこそ魔王ってもんだお。」

ξ゚⊿゚)ξ「我は最先にして最後なり。」

从 ゚∀从「けけけ、ツンは言い終わらない内に詠唱開始してたか、性格悪いぜ。」

(´・ω・`)「でも、君も言い終わらない内に鉄爪に強化譜使ってるね。」

( ^ω^)「ショボンもいつの間にかみんなに強化呪文唱えてるお。」

从 ゚∀从「は、要するにウチの勇者様以外は正々堂々じゃ無いんだな。」

ξ゚⊿゚)ξ「あら、悪党にはそれ相応の礼をするべきでしょう?」

(´・ω・`)「君も言うね。」

( ^ω^)「先ずは僕が攻撃するお、みんなはそれに続いてくれお。」

从 ゚∀从「つまり、ガンガン行こうぜ、だな?
オッケーだぜ。」


21 :変態 ◆NAMAASHIms :2008/08/28(木) 07:13:52.94 ID:j9IAjFC9O
( ゚ω゚)「くらえ!」


魔王の懐へ素早く潜り込むと、僕は全力で腹目掛けて横に斬りつけた。


(;゚∀゚)「ぐっ、」

( ^ω^)「え?」


おかしかった。
手応えが無いのだ、良い意味で。
まるで雑魚を相手している様だった。
つまり、避ける所か対応すらしていないのだ。
それでいて、攻撃が通っていない訳では無い様だった。


(;^ω^)「ツン、ハインリヒ、ショボン、何だかおかしいお!
攻撃を止めるお!」

ξ゚⊿゚)ξ「何を言ってるのよ!
よし、詠唱終わりよ。
マクスウェル!」

从#゚∀从「くらえ!
扇爪裂牙!」

(´・ω・`)「ホライゾン?」


23 :変態 ◆NAMAASHIms :2008/08/28(木) 07:24:47.34 ID:j9IAjFC9O
(;メ゚∀゚)「ぐあッ!」


以前として、魔王からは抵抗の意志が感じられなかった。
こんなことは旅の中でも初めてだった。

何かが、おかしいのだ。

そう、まるで魔王が滅ぼされるのを望んでいるようだった。


从 ゚∀从「止めだ!」


ハインリヒは、鉄爪を構え直すと、直ぐ様きりもみ状に鉄爪で魔王に殴り込んだ。


( ゚∀゚)「うぐあッ!」





『勇者達は魔王を倒した。』


25 :変態 ◆NAMAASHIms :2008/08/28(木) 07:31:38.98 ID:j9IAjFC9O
(; ω )「うッ。」


突然のことだった。
ショボンが血を吐いたのだ。


ξ ⊿ )ξ「げほっ」


続け様にツンも血を吐き出した。
まるで戦闘で傷付いたかの様に、腹部にも血が滲んでいた。


从 ゚∀从「何だよこれ?」

( ゚ω゚)「ハインリッヒ!」


ハインリッヒに至っては、片腕が存在しなかった。

どういうことなのだ。


26 :変態 ◆NAMAASHIms :2008/08/28(木) 07:40:56.34 ID:j9IAjFC9O
(メメメ゚∀゚)「だから言っただろう。」


魔王はいつの間にか起き上がり、こちらを見ていた。


( ゚ω゚)「お前の仕業かお」

( ゚∀゚)「違う。」

( ゚ω゚)「じゃあ、誰だって言うんだお!」

( ゚∀゚)「…設定だ。」

( ゚ω゚)「設定?」

( ゚∀゚)「ああ、この世界は誰かが作った物語なんだ。」

( ;ω;)「嘘だお!」

( ゚∀゚)「嘘じゃない。」


30 :変態 ◆NAMAASHIms :2008/08/28(木) 08:17:57.40 ID:j9IAjFC9O
( ゚∀゚)「今から証明してやる。」




『難易度ハード選択』




( ゚∀゚)「これで我は復活だ。」

( ;ω;)「そんな…。」

( ゚∀゚)「安心しろ、殺したりはしない。」

( ;ω;)「え?」

( ゚∀゚)「我はな、この世界の設定に幾つか気が付いた。」

( ゚∀゚)「まず、我等はアイテムを使えない。」

( ^ω^)「それは知能が低いからじゃ無いのかお?」

( ゚∀゚)「我がそこまで知能が低いように見えるか?」


31 :変態 ◆NAMAASHIms :2008/08/28(木) 08:31:54.23 ID:j9IAjFC9O
( ^ω^)「…見えないお。」


素直な感想だった。
僕よりよっぽど頭は良さそうだから。


( ゚∀゚)「それから、我はこの城から離れる事が出来ない。」

( ^ω^)「そうなのかお?」

( ゚∀゚)「そうだ、そもそも新芽の内に勇者の所に赴くのが一番手っ取り早いだろう。」

( ^ω^)「確かにそうだお」

( ゚∀゚)「だがな、誰かの物語である以上、黒幕にいきなり出られては困るだろう。」

( ^ω^)「確かに…」

( ゚∀゚)「そして、我は城から出られない以上、設定はほとんど調べられなかった。」

( ^ω^)「でも、さっき」

( ゚∀゚)「但し、自分の強さをいじれる事に気が付いたのだ。」


45 :変態 ◆NAMAASHIms :2008/08/28(木) 09:14:21.77 ID:j9IAjFC9O
( ^ω^)「どうしてだお?」

( ゚∀゚)「良くは分からん、だが、城内に歪みを見つけてそこに近付いてみたんだ。」

( ^ω^)「そしたらどうなったんだお?」

( ゚∀゚)「デバックルームという不思議な空間に出たんだ。」

( ^ω^)「デバックルーム?」

( ゚∀゚)「そこでは様々な設定が頭に流れ込んできた。」

( ^ω^)「例えばどんな?」

( ゚∀゚)「我と戦って勝つと貴様等がどうなるかとか、この物語の大筋とかな。」

( ^ω^)「…」

( ゚∀゚)「そして、我は自分の強さをいじれる事に気が付いたのだ。」

( ^ω^)「そうかお。」

( ゚∀゚)「我はこのデバックルームを消そうとした。」


47 :変態 ◆NAMAASHIms :2008/08/28(木) 09:33:00.99 ID:j9IAjFC9O
( ^ω^)「どうしてだお?」

( ゚∀゚)「このクソ忌々しい役職も全て設定されていると知ったからだ。」

( ^ω^)「…」

( ゚∀゚)「しかし、我のいかなる攻撃も受け付ける事は無かった。」

( ^ω^)「強さをいじれるのにかお?」

( ゚∀゚)「そうだ。」

( ^ω^)「そんなこと、何で話したんだお?」

( ゚∀゚)「…デバックルームは、そこでアイテムを使うことで、消失するのだ。」

( ^ω^)「だったら、何で戦闘前に言わなかったんだお?」

( ゚∀゚)「…連れの3人が話が終わる前に、行動を始めていただろう?」

( ^ω^)「始めてたお。」

( ゚∀゚)「それはな、魔王である我と出会った時点で戦闘は強制イベントだからだ。」


51 :変態 ◆NAMAASHIms :2008/08/28(木) 09:52:07.43 ID:j9IAjFC9O
( ω)「そんな…じゃ、僕らは誰かの茶番の為に生きてたのかお?」

( ゚∀゚)「そうなるな。」

( ω)「挙げ句、殺されたのかお?」

( ゚∀゚)「そうだ。」

( ;ω;)「デバックルームはどこだお!
すぐぶっ壊してやるお!
こんな世界!」

( ゚∀゚)「もうここには無い。」

( ;ω;)「どこに有るんだお!」

( ゚∀゚)「分からない。」

(#^ω^)「僕を馬鹿にしてんのかお?」

( ゚∀゚)「してないさ。」

(#^ω^)「じゃあ!」

( ゚∀゚)「だからこそだ。」

( ^ω^)「お?」

( ゚∀゚)「だから貴様に頼みたい。」


54 :変態 ◆NAMAASHIms :2008/08/28(木) 10:00:17.33 ID:j9IAjFC9O
( ^ω^)「でも、それって今からお前を…」

( ゚∀゚)「殺せ。」

(;^ω^)「で、でも」

( ゚∀゚)「良いから。」

(;^ω^)「今の話を聞いて、殺せないお」

( ゚∀゚)「躊躇するな。」

( ^ω^)「良いのかお?」

( ゚∀゚)「構わない。」

( ;∀;)「我とて幸せに暮らす者を阻みたくは無かったのだ。」

( ^ω^)「魔王…」

( ;∀;)「ジョルジュだ」

( ;ω;)「…」




ザシュ


55 :変態 ◆NAMAASHIms :2008/08/28(木) 10:06:22.76 ID:j9IAjFC9O
それから僕は、正に復讐の鬼となった。
どれだけ傷付こうが、全く気にせずにひたすら世界中を徘徊した。



雪山にも行った。

火山にも、行った。

海もくまなく探した。

空も、探せるだけ探した。



ただひたすらに、世界中を周り、デバックルームを探した。



そして、ついに見つけ出した場所は、皮肉にも僕が祝福されて旅立った城であった。


58 :変態 ◆NAMAASHIms :2008/08/28(木) 10:13:55.19 ID:j9IAjFC9O
( ^ω^)「思えば長かったお…。」


ボロボロの衣服を引きずり呟くと、最早声帯も潰れているのに気が付いた。


( ^ω^)「どうりで呪文が使えなかった訳だお。」


口は開くが耳から情報は入っていなかった。
もしかしたら、既に耳も聞こえていないのかも知れない。
だが、デバックルームを探す執念で何とか視覚は残っていたようだ。


( ;ω;)「ツン、ハインリッヒ、ショボン」


涙が止まる事は無かった。
血が混じっている自分の涙は自分の無茶を語っていた。


( ;ω;)「僕が今、消すお」


60 :変態 ◆NAMAASHIms :2008/08/28(木) 10:17:06.10 ID:j9IAjFC9O


『アイテムを使う』←



『薬草』←
『魔法の鍵』
『ただの布切れ』
『檜の棒』




『使いますか?』


『はい』← 『いいえ』









61 :変態 ◆NAMAASHIms :2008/08/28(木) 10:22:28.46 ID:j9IAjFC9O


テレテレテレテッテレ


冒険の書1は消えてしまいました。









(#´_ゝ`)「死ね!
どんだけ苦労したと思ってんだ」

(´<_` )「おいおい、たかがゲームごときで…」

(#´_ゝ`)「掛けた時間は俺の勉強時間の合計より多いんだよ!」

(´<_` )「ざっと200時間以上か…
明らかにやりすぎだぞ」

( ;_ゝ;)「あ~あ~、しばらくどうでもいいや」

(´<_` )「おいおい」


62 :変態 ◆NAMAASHIms :2008/08/28(木) 10:24:43.82 ID:j9IAjFC9O
(´<_` )「兄者がやらないなら俺がやろ」







『新しく冒険を始める』←









( ^ω^)が設定に立ち向かうようです


~FIN~


 
 
( ^ω^)は設定に立ち向かうようです
ttp://yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1219870547/
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