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長岡速報

 
 
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ジョルジュ

Author:ジョルジュ
心母少女最終話更新
完結おめでとうございます。
08/03

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(´・ω・`)VIP商事株式会社のようです 4 

4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/20(土) 20:32:31.58 ID:xAA9Zrvz0
――午後12時45分 VIP商事株式会社総務部総務課

( ・∀・)「先輩に道を譲った方がいいんじゃないかい?長岡君」
  _
( ゚∀゚)「その命令だけは聞けねぇっすね」

(´・ω・`)「そういうモララーさんも、今回は道を譲ってくださいよ」

( ・∀・)「なんで僕が譲らないといけないのさ」

いつもなら昼休みということでだらだらしているはずの総務部。
だが、今日は違った。
それは何故か?

今、彼らは……




レースゲームをしていたからであるっ!




7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/20(土) 20:37:35.59 ID:xAA9Zrvz0
今、僕たちがやっているレースゲームの名前は「AAカート」
度湾後の人気キャラクターである「モナー」を中心としたキャラたちが車でレースをするゲームだ。
今回はそのゲームの携帯ゲーム機版をプレイしているのだ。

そもそも何故僕たちが緊迫したふいん(ryでゲームをしているのか。
それは、午前10時頃まで遡る。


9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/20(土) 20:44:17.07 ID:xAA9Zrvz0
――午前10時 VIP商事株式会社総務部総務課

( ・∀・)「今日は暇でいいねぇ」

(´・ω・`)「ですねぇ」
  _
( ゚∀゚)「このままずっと暇ならいいんっすがね」

( ・∀・)「しぃ課長もギコ係長も出張だし」

(´・ω・`)「クックルさんはいつものようにどこかの助っ人に行ってるし」

などと話していたときのことだ。

( ;^ω^)「た、大変だお!」
  _
( ゚∀゚)「あ、あんたは!」

(´・ω・`)「第一話で女性関係のもつれからシベリア支社に飛ばされた内藤ホライゾン、通称ブーンさんじゃないか!」

( ・∀・)「説明台詞乙」

( ;^ω^)「そんなこと言ってる場合じゃないお!とにかく大変なんだお!」

(´・ω・`)「また女性関係のもつれ?」

( ;^ω^)「ツンにもデレにもフラれたお……って、そんなことじゃないんだお!」

( ・∀・)「じゃぁ、なんなんだい?」



10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/20(土) 20:45:40.60 ID:xAA9Zrvz0





( ゜ω゜)「ト イ レ が 氾 濫 し て い る お ! !」









11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/20(土) 20:47:54.83 ID:xAA9Zrvz0
         ナ ゝ   ナ ゝ /    十_"    ー;=‐         |! |!
          cト    cト /^、_ノ  | 、.__ つ  (.__    ̄ ̄ ̄ ̄   ・ ・

            ,. -─- 、._               ,. -─v─- 、._     _
            ,. ‐'´      `‐、        __, ‐'´           ヽ, ‐''´~   `´ ̄`‐、
       /           ヽ、_/)ノ   ≦         ヽ‐'´            `‐、
      /     / ̄~`'''‐- 、.._   ノ   ≦         ≦               ヽ
      i.    /          ̄l 7    1  イ/l/|ヘ ヽヘ ≦   , ,ヘ 、           i
      ,!ヘ. / ‐- 、._   u    |/      l |/ ! ! | ヾ ヾ ヽ_、l イ/l/|/ヽlヘト、      │
.      |〃、!ミ:   -─ゝ、    __ .l         レ二ヽ、 、__∠´_ |/ | ! |  | ヾ ヾヘト、    l
      !_ヒ;    L(.:)_ `ー'"〈:)_,` /       riヽ_(:)_i  '_(:)_/ ! ‐;-、   、__,._-─‐ヽ. ,.-'、
      /`゙i u       ´    ヽ  !        !{   ,!   `   ( } ' (:)〉  ´(.:)`i    |//ニ !
    _/:::::::!             ,,..ゝ!       ゙!   ヽ '      .゙!  7     ̄    | トy'/
_,,. -‐ヘ::::::::::::::ヽ、    r'´~`''‐、  /        !、  ‐=ニ⊃    /!  `ヽ"    u    ;-‐i´
 !    \::::::::::::::ヽ   `ー─ ' /             ヽ  ‐-   / ヽ  ` ̄二)      /ヽト、
 i、     \:::::::::::::::..、  ~" /             ヽ.___,./  //ヽ、

                  _
左から( ・∀・)、(´・ω・`)、( ゚∀゚)o彡゜


13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/20(土) 20:58:35.02 ID:xAA9Zrvz0
( ^ω^)「あれは僕がトイレに入ったときのことだったお……」


( ^ω^)「うー、トイレトイレ」

今トイレを目指して疾走している僕は、会社に通うごく普通の男の子
しいて違うところをあげるとすれば、首になりかけた経験があるってことカナ
名前は内藤ホライゾン

そんなわけで、会社のトイレにやってきたのだ。

( ^ω^)「ふっー、やっと落ち着いてクソができるお」

と、僕が安心していたときのことだったお。

(じょぼ、じょばばば)

( ^ω^)「お?」

始めは隣の奴が水を流していたのかと思っていたお
けど、よくよく考えると隣のトイレには誰も入っていなかったお
そして、僕がクソを出そうとしたその瞬間だったお

(ゴパァ、ブジュジュジュ、ジョバババ)

( ;^ω^)「お?」

(じょばああああああああ)

( ゜ω゜)「ぎにゃああああああああああああ!」


14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/20(土) 21:02:16.41 ID:xAA9Zrvz0
( ^ω^)「……と、いうわけなんだお」


( ・∀・)「……」

(;´・ω・`)「・・・…」
  _
( ;゚∀゚)「……」


( ;^ω^)「な、なんだおその目は!」

( ・∀・)「ちゃんとケツはふけたのかい?」

( ;^ω^)「あたりめーだお!僕をなんだと思ってるんだお!」

(´・ω・`)「ならいいんだ」

( ^ω^)「とりあえず、トイレをどうにかしてほしいお」

( ・∀・)「うん、わかったよ」

( ^ω^)「それじゃ、頼むお」


16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/20(土) 21:07:37.45 ID:xAA9Zrvz0
――VIP商事株式会社 社員トイレ

(´・ω・`)「これはひどい」

( ・∀・)「確かに」

トイレはひどい惨状だった。
汚物が床にまみれ、異臭が漂い、汚物が床に散乱していた。
  _
( ゚∀゚)「……で、誰が掃除するんです?ここ」

(´・ω・`)「……」

( ・∀・)「……」
  _
( ゚∀゚)「……」


18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/20(土) 21:14:30.61 ID:xAA9Zrvz0
( ・∀・)「若いうちの苦労は買ってでもしろっていうし、ジョルジュ君どうだい?」
  _
( ゚∀゚)「いや、遠慮させていただくっす。こういう時こそモララーさんの経験をいかしてですね……」

( ・∀・)「いやいや、僕なんかまだだよ」
  _
( ゚∀゚)「俺だってまだまだまだっすよ」

( ・∀・)「いやいや、僕だってまだまだまだまださ」
  _
( ゚∀゚)「ショボンさんでそれなら、俺なんてまだまだまだまだまだまだですよ」

( ・∀・)「・・・…そうだ!ここはショボン君に頼もうじゃないか」

(;´・ω・`)「えっ?」
  _
( ゚∀゚)「そうっすね!こんなかじゃ一番経験あるだろうし!」

(;´・ω・`)「へっ?」

( ・∀・)「と、いうことでショボン君」
  _
( ゚∀゚)「よろしくお願いするっす」

(´・ω・`)「……やーのっ!」


22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/20(土) 21:22:59.59 ID:xAA9Zrvz0
  _
( ゚∀゚)「そのネタはどうかと思うんすが……」

( ・∀・)「まったくだ。他のスレのパクリはどうかとおもうよ」

(´・ω・`)「あまえんぼうの作者さんすいません」

( ・∀・)「これに懲りたら、便所掃除行ってもらおうか」

(´・ω・`)「それとこれとは話が別ですよ!」
  _
( ゚∀゚)「で、結局誰が行くんすか?」

(´・ω・`)「……」

( ・∀・)「やっぱりここはジョルジュ君が」
  _
( ゚∀゚)「いやいや、やっぱショボンさんで」

(´・ω・`)「ここはモララーさんが行くべきでしょう」


といった感じで話し合いが続き、決着がつかなかったためゲームで当番を決めることになったのだ。


25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/20(土) 21:34:42.23 ID:xAA9Zrvz0
――午後12時51分 VIP商事株式会社総務部総務課

(´・ω・`)「……どーすんだよこれ」
  _
( ゚∀゚)「……」

( ・∀・)「まさか同着とはねー」
  _
( ゚∀゚)「仕方ないし、全員でやります?」

(´・ω・`)「そうしようか」

こうして、結局三人で行くことになった。


27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/20(土) 21:52:23.60 ID:xAA9Zrvz0
――午後1時03分

( ・∀・)「それじゃぁ、そうじを始めようか」
  _
( ゚∀゚)「了解っす」

(´・ω・`)「分かりました」

僕達は、ゴム手袋をつけ長靴をはいてトイレ掃除を始めた。
  _
( ゚∀゚)「そういや、なんでこの会社トイレ掃除のおばちゃんがいないんですかね?(キュッキュッ)」

( ・∀・)「社長の方針らしいよ(シュッシュッ)」

(´・ω・`)「たしか、公共物も綺麗に使えん奴が社会人を名乗るなっていう奴ですよね(ゴシゴシ)」

( ・∀・)「そうそう。迷惑な話だよねー(サーッ)」


29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/20(土) 21:57:36.46 ID:xAA9Zrvz0
そんなこんなで、トイレ掃除もおわりを迎えそうになったときのことだった。

( ・∀・)「ふぅーっ、ずいぶんと時間がかかったね」

(´・ω・`)「そうですね。もう5時半ですよ」
  _
( ゚∀゚)「これで今日の勤務も終わりっすね」

( ・∀・)「そうだね。それじゃ、退散しようか」

そして、トイレからでようとした時のことだった。

???「GYAAAAAAAAAAAAAAA!」


30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/20(土) 22:01:16.21 ID:xAA9Zrvz0
( ;・∀・)「な、なんだ!?」

(;´・ω・`)「すごい悲鳴だ」
  _
( ;゚∀゚)「とりあえず、見に行きましょう!」

突如として聞こえた断末魔を耳に、僕達は再び向きを変えた。
そして、大便用和式トイレのドアを開けたときのことだった。

(;´・ω・`)「こ、これは……!?」


32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/20(土) 22:07:10.63 ID:xAA9Zrvz0
    |                |
    |      ∩   ジャーッ ゴボゴボ・・・
__ノ      .| |         |  _
| |        .| |          ./ )ノ\__ヽ
ヽ二二 ヽ -―- | |        .//|\ノ(◎)
_____/ /" ̄| ヽ∧_∧// .|
   /  /    / ( ;'A` )  ̄ ̄\
   |  |/⌒゙ /      /       \
   .\ヽ__ノ__,,./。 ゚    |\   .\
     .\\::::::::::::::::: \\ ゚ ./   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       .\\::::::::::::::::: \\ |トイレニナガサレウツダシノウ
       \\::::::::::::::::: \ .\_______
         \\_:::::::::::_) )
             ヽ-二二-―'

(;´・ω・`)「人がトイレに流されているだと!?」

( ;・∀・)「いったいどういうことなんだ!?」


???「その疑問は、私が解決しよう!」


(´・ω・`)「あなたは!」


34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/20(土) 22:14:42.50 ID:xAA9Zrvz0
       ∧_∧    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      (    )  < 魑魅魍魎跋扈するこの地獄変
      (⊃ ⊂)    \
      | | |       ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      (__)_)


        クルッ       _____________
       ∧_∧    /
      ( ^Д^) 彡<  VIP商事株式会社営業部第二営業課プギャーはここにいる!プギャー爆現!
     ⊂    m9   \
       人  Y         ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      し (_)

(´・ω・`)「……誰ですか??」

( ;^Д^) 「あ、あれ?」

( ・∀・)「よう、プギャー」
  _
( ゚∀゚)「知り合いすっか?」

( ・∀・)「ああ。俺の同期だ」

(´・ω・`)「なるほど」


36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/20(土) 22:21:49.81 ID:xAA9Zrvz0
( ・∀・)「で、なんであいつはあんなとこで流されてるんだい?」

( ^Д^) 「あぁ、それだがな……」


――VIP商事株式会社 地下一階

俺が地下の秘密会議所でプレゼンをした帰りのことだった。

???「ウヒヒ、ここまでくれば盗撮が……フヒヒ」

( ^Д^) 「ん?なんだ?」

キモい笑いを聞いて、その声の主のところまでいったんだ。
するとそこには、下水道に繋がる管に入ろうとする奴がいた。

( 'A` )「アーイキャーン、フラーイ!」

( ^Д^) (使いどころが違うだろ!)

そして、俺が奴の近くにいったときには既に奴の姿は消えていたんだ。


(´・ω・`)「なるほど」

( ^Д^) 「それで、あんたら水を流したタイミングと同時に奴はトイレから出ようとしてたからこうなったんだな」

( ・∀・)「よし、それじゃとりあえず彼を助けようか」


38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/20(土) 22:31:16.75 ID:xAA9Zrvz0
そして、そんなこんなで僕達は謎の盗撮魔を救い出した


( #・∀・)「で、何の目的があってトイレに入ってたんだい?あぁん?」

(((  'A` )))「そ、それはその……えーっと……」

( #・∀・)「はっきりせぇやゴルァ!」

(  ;'A` )「ヒィッ、命だけはお助けを!」

(´・ω・`)「で、何の目的があって入ってきたんだい?」

(  'A` )「女子トイレを盗撮して、ネットに流出させようとしてました。今は反省している」
  _
( ゚∀゚)「すっげぇ、変態だ。マジパネぇ」

( ^Д^) 「くだらねぇな。そんなことをする暇があったら、会社のために何ができるかを考えろよな」

(  'A` )「ほんとすいませんでした」

( ・∀・)「それじゃ、警察呼ぶからな!」

(  'A` )「はい……」


こうして、トイレどん詰まり事件は解決した
風の噂によると、男は脱獄して今も盗撮を続けているらしい。
そして、事件とは関係ないが掃除のおばちゃんがくることになった。
ありがたいなぁ


39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/20(土) 22:33:05.65 ID:xAA9Zrvz0
(´・ω・`)「最近思うんだけどさ」

( ・∀・)「なんだい?」

(´・ω・`)「僕、主人公らしい活躍全然してませんよね?」

( ・∀・)「まぁ、いずれ活躍するよ。たぶん」


(´・ω・`)VIP商事株式会社のようです 今回はこれで終わり

コメント
四話キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!
続編も楽しみにしています!














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