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ジョルジュ

Author:ジョルジュ
心母少女最終話更新
完結おめでとうございます。
08/03

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川д川喋るDSお料理貞子のようです 

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 18:39:08.37 ID:ng+q1sm70

<DSでお料理~簡単ナビゲート!


川д川「お料理してみようかしら……」




4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 18:40:59.54 ID:ng+q1sm70

川д川「思えば、一人暮らしを始めてからはや一ヶ月」

川д川「一度も台所を使ったことが無かったわね。そろそろ自炊しないとマズイかもなあ……」

川д川「よし、お料理を作ろう。ちょうど、お昼時だし」

川д川「……」

川д川「何にしようかしら」



5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 18:42:15.26 ID:ng+q1sm70

カタカタ

川д川「うーん、オムライスが簡単そうね」

川д川「よし、決定。じゃあ、まずはたまねぎをきざもうっと」

ガラリ

川д川「なぁんにもないですよね~~」

川д川「買い物に行こう。話はそこからです」



6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 18:44:02.35 ID:ng+q1sm70

スーパーVIP

川д川「スーパーなんて久しぶりだなぁ」

川д川「えーっと、必要な材料はメモしてきたわ」

・たまねぎ
・卵
・鶏のもも肉
・サラダ油

川д川「お米と塩コショウ、ケチャップはあるから、これくらいね」



7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 18:45:34.46 ID:ng+q1sm70

川д川「たまねぎたまねぎっと」

川д川「あ、あった。三つ入りがデフォみたいね……」

川д川「何で網目状の袋に入ってるんだろ? うーん、アトランティスの謎」

川д川「ともあれ、一つ目の材料ゲットですわ。おほほ」

川д川「次は……鶏の肉いきましょ、肉」



9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 18:46:56.25 ID:ng+q1sm70

川д川「なぁにこれ。沢山肉があるわ」

川д川「えーっと、これかしら? う、豚肉だった」

川д川「こっちは牛……何このミミズみたいな肉は。ふざけてるの?」

とことこ

川д川「あ、あった。鶏ゾーン発見」

川д川「もも肉。うん、これね」

ひょいっ

川д川「何だかRPGみたいで面白いじゃない、買い物」



10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 18:49:34.28 ID:ng+q1sm70

( ^ω^)「今日は大根が大特価ですお~~」

川д川「あら、大特価ですって? これは見逃せない、やめられない」

とことこ → 野菜売り場

川д川「サラダ用に一本買っていきましょ。うん、バランスが大事大事」

ひょいっ

( ^ω^)「バナナもやすいですお~~今だけ、今だけ大特価!」

川д川「あら、じゃあデザート用に買おうかしら」

川д川(バニラアイスに添えたら、ちょっとセレブっぽいわね……)

川д川「予定外だけど、一房だけならいっか。買い物は一気にやっちゃったほうが楽だし」



11 :>>6ケチャップ間違えた:2008/11/30(日) 18:52:49.62 ID:ng+q1sm70

野菜売り場 → 通路

川д川「次はサラダ油かぁ」

川д川「サラダと油が合体ってどういうことなの? アトランティスの謎その二ね」

とことこ

川д川「……どこに置いてあるのかしら。ええと、確かこんな容器の形だったわよね」

.__
 |・∀・|
 |油_|

川д川「こっちかしら?」



13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 18:54:52.82 ID:ng+q1sm70

川д川「えーっと……あら、これ洗剤コーナーじゃない」

川д川「間違えたわ。ん? そういえば、浴槽を洗う洗剤が切れてたんだっけ」

川д川「ついでたし、買っておこうっと」

ひょいっ

川д川「オリジナルブランドの入浴剤? どういう事かしら。でも、ブランドでこの値段は安いわね。
    これは買いね」

ひょいっ



16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 18:59:51.77 ID:ng+q1sm70

川д川「うふふ、最近は洗うのが面倒でシャワーだけで済ませてたけど、
    今日は久々にゆっくりお風呂はいろうっと」

とことこ

川д川「むむ、ヨーグルト。そういえば、最近は朝抜いてばっかりだしなぁ」

川д川「四つでこの値段? かなりお得……これくらいならいっか。美容の為に毎朝食べるようにしよう」

ひょいっ

川д川「ふう。で、何買おうとしてたんだっけ?」



17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 19:02:30.17 ID:ng+q1sm70
川д川「そうよ、サラダ油よ!」

川д川「すっかり忘れてたわ。こうなったら、お店の人に聞いちゃいましょ」

川д川「すいません」

( ^ω^)「はーい」

川д川「サラダ油ってどこにありますか?」

(;^ω^)「え……なに、油?」

川д川「はい。サラダ油」

(;^ω^)(お……なんだおそれ。僕は青果担当だからわかんねwwww)

(;^ω^)「……あそこらへんでございます」

川д川「え? どこですか?」

(;^ω^)「あっちらへんでございます。では!」

ダダダッ!

川д川「行っちゃった」







19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 19:04:03.03 ID:ng+q1sm70

とことこ

川д川「あっちらへんってここらへんかしら」

川д川「あ、あった! これね、うん。サラダ油って書いてあるし」

ひょいっ

川д川「えーっと、これで材料は揃ったかな?」

川д川「……」

川д川「あ、卵!」



21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 19:07:21.34 ID:ng+q1sm70

川д川「オムライスを作るのに卵がなくてどうするのよ、バカ」

川д川「あった。……これまた種類がいくらかあるわね。どれにしようかしら?」

川д川「これが一番安いわね。これにしましょ」

ひょいっ

川д川「あら? これ四個しか入ってないじゃない!」

川д川「だったら、こっちの十個入りのがトータル的に安いじゃない。
    危ない危ない、現代の卑劣な罠に引っかかる所だったわ」

ひょいっ

川д川「下に入れると危ないわね。上に置きましょ。
    あ、でも下のほうにお肉があるし……お肉は潰れても大丈夫、かな?
    というか、本来一番下にくるべき大根が色々圧迫してるわね」

川д川「こんな事なら、最初に野菜を買えばよかったわ。次からそうしましょ」



22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 19:10:51.98 ID:ng+q1sm70

川д川「ふー。これで終了。結構たくさん買っちゃった」

川д川「……そうだ! 明日の朝ごはんと昼ごはんの分も買っていこう!」

川д川「そうと決まれば、えーっと。朝はパンでいいわね」

ひょいっ

川д川「昼は……お米はたくとして、魚でも焼きましょう」

→ 魚売り場

川д川「どの魚にしようかな」

川д川「あ、このでかい魚。身は大きいけどあんまり美味しくないのよね~~。
    子供の頃はよく食べさせられたわ。こんな所でまた出会うなんて……」

川д川「ま、今回は見逃してあげるわ。もう二度と私の口に入ることはないでしょうけどね!」



24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 19:15:09.17 ID:ng+q1sm70

川д川「アジの干物かぁ。出ました、庶民の味方」

川д川「秋刀魚はちょっと時期が過ぎちゃったし、うん。これかってこ。二個入りでお得だし」

ひょいっ

川д川「……かごが重くなってきたわね」

川д川「……こんなことなら、カート引いてくればよかった。今さらだけど」




26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 19:18:43.66 ID:ng+q1sm70

→ レジ

「お会計、二千三百円になりまーす」

川д川「はい」

「ポイントカードはお持ちですかー?」

川д川「ないです」

「かしこまりました~」


川д川「ふう。そのほかにも色々買ったから少し高くなっちゃったわ」

川д川「それにしても、食材を買うと価値観が変わるわねー。ゲーム一本我慢するだけでこれだけの食べ物が買えるなんて」

川д川「子供の頃、中々親がゲームを買ってくれなかったのはこういう事だったのね……」



27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 19:21:08.46 ID:ng+q1sm70

スーパーVIP → 貞子ン家

川д川「ただいまんもすー」

どさぁ

川д川「あー……重かった。というか、原チャリでいったのは失敗だった!
    メットインに入りきらなかった上に、卵がひょんなことで割れないかヒヤヒヤした!」

しぃーん

川д川「……一人で愚痴っても仕方ないわね。お腹好いたし、料理しましょ料理」

川д川「……作るのも一人、食べるのも一人かぁ。彼氏、欲しいなぁ」



29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 19:24:55.60 ID:ng+q1sm70

        川д川喋るDSお料理貞子
     本日の料理      オムライス(一人分)

①チキンライス+卵=オムライス
・鶏もも肉 50g
・たまねぎ 八分の一個
・ケチャップ 適量
・ご飯 食べられる分だけ
・塩こしょう 適当
・バター 適当 ・卵 一個 ・サラダ油 必要

所要時間およそ35分



32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 19:27:41.51 ID:ng+q1sm70

川д川「ようし、今まで放置してあった台所よ、目覚めるのだー」

貞子(ひとりぐらし)
そうび 普段着 → エプロン
    すで  → 包丁

川д川「もし彼氏がいたら……裸エプロンとかするのかな」

川д川「な、なーんて! ギャー! キャラじゃないって!」

ぶんぶん すぽっ

川д川「あっ、包丁が……?」

どすん!

川д川「ひいいいっ! あ、危なっ! あやうく脳天に突き刺さるところだったわ!」

川д川「包丁を持ったら、はしゃいじゃいけないってことね……反省」






35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 19:30:53.01 ID:ng+q1sm70

・ステップその一 たまねぎの皮をむく


川д川「たまねぎ……目にしみるから嫌だなぁ」

川д川「あれってどういう仕組みなんだろ? 防ぐ方法とか無いのかなぁ。
    ……ま、アドバイスしてくれる人なんていないし、我慢してやろうっと」

ごろんっ

川д川「えーっと、ネットで調べたレシピによると。
    最初に皮を剥けばいいのね」

川д川「これくらいなら、小学校の頃にやったような気がするし楽勝ね」

ビリッ

川д川「あら? くっついてうまくとれないじゃない。もっとスムーズに剥けるかと思ったのに」



38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 19:35:25.30 ID:ng+q1sm70

川д川「く……中々剥けない。甘栗じゃないんだから、もう!」

ビリビリ

川д川「あれ? 手の方が剥きやすいかも……」

ビリビリ

川д川「あらら。人間の指の方が包丁よりも勝ったって事なのかしら」

川д川「よし、大体剥き終わっ……あ、根元と上の部分が剥けてない」

川д川「これは包丁で切り落とすしかないわね。
    よいショっ!」

ずどん! ごろごろ

川д川「あうっ! たまねぎ本体がシンクの中に!」



40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 19:39:24.88 ID:ng+q1sm70

川;д川「泣いてる訳じゃないわ。これは汗なんだからね!」

川;д川「……どうしよう。でもまぁ、大丈夫よね? 火を通すし」

川д川「うん、細かい事は気にしちゃ駄目だ。気を取り直して、次にいきましょ」

川д川「……そういえば、一人で一個丸々使うのは多すぎよね。
    四分の一だけ使って、後は冷蔵庫にしまっておこうっと」

ぽいっ

川д川「ラップとかしなくても大丈夫よね?」

川д川「そういえば、三個入りだからその他未使用のたまねぎ二つはどこに保存すればいいんだろ」

川д川「とりあえず、冷蔵庫ね。腐ったら困るし」

川д川「……たまねぎって腐ったら芽が出るのかな」



43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 19:42:28.09 ID:ng+q1sm70

・ステップその2 みじん切り

川д川「たまねぎをみじん切りね。ここが難所だわ……」

川д川「作戦は単純よ。泣く前に斬る! 以上! さあ、いくわよ!」

川д川「とうっ!」

ガス!

川д川「……あら? トントントンって切れない」

ぐにぐに、ずどん!

川;д川「何よこれー。うまく切れない! まな板が移動する!」

川;д川「あ、ぐ、ぐう……目が痛くなってきた……なんのこれしきっ!」

ガス! どすんどすん! ずしゃあ!

川;д川「とんだなまくらだわ! しかもみじんに切れてないし! 塊大きいし!」




44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 19:45:39.06 ID:ng+q1sm70

川;д川「痛っ! 染みる! ちょっとタイムよ審判っ!」

どどどどど……

ばしゃばしゃ

川д川「はぁはぁ。目を洗ってもなお染みるとわ……たまねぎの毒恐るべし」

川д川「よし、第二ラウンドよ!」

カーン

川д川「うおおおっ!」

ドス! ぐさっ!

川;д川「みじんにしてやるぅぅぅ!」

ぐしゃぐしゃ!

川;д川「あ、飛び散った! ちょ、だめ! まな板を揺らすと切ったたまねぎが落ちていく!」

川;д川「あああっ! 染みるって! もう、これで完成でいいわよ!
     大体みじんになったでしょ! はい、終わり! 私の勝ちよ、バカ!」






45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 19:48:27.40 ID:ng+q1sm70

・ステップその三 鶏もも肉を斬る

川д川「ふう。たまねぎは皿にうつしておいたわ」

川д川「次は肉ね。これなら染みる事も無いし、楽勝だわ」

(肉゚∋゚)

川д川「えーっと、繊維にそって縦に切ればいいのね。よいしょ」

ぐにっ!

川д川「あら? 皮が厚くて切れないわね。というか、繊維ってどれ?」

川д川「まあいいわ。要は小さくすればいいんで、しょ!」

ぐにっ

川д川「え? 切れないんだけど。もしかして、この包丁は相当ななまくら?」



47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 19:49:46.89 ID:ng+q1sm70

川д川「……んー? というか、この鶏もも肉、かなり分厚いなぁ。ネットの写真と違うような」

(肉゚∋゚)

(肉゚∋゚)『鶏もも肉 から揚げ用』

川д川「……」


川;д川「これ、から揚げ用じゃないのーーっ!」



49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 19:52:18.42 ID:ng+q1sm70

川;д川「何よそれ、どういうことなの? どうも厚いと思ったら……」

(肉゚∋゚)

川д川「……どうしよう。諦めて、から揚げに献立を変更するか、それとも続行するか」

川д川「……」

川д川「鶏もも肉には変わりないんだし、大丈夫でしょ。続行!」

どすん! ぐさっ! ぐしゃあ!

川д川「はぁはぁ、少しは小さくなったけど……あっついなー。
    これで火、通るのかしら」

川д川「はぁ……ここまででかなり体力を使ったような気がする。
    料理って大変なのね」







50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 19:55:53.57 ID:ng+q1sm70

・ステップその四 チキンライス作り 炒めるの巻

川д川「いよいよ炒める時がきたわ! ようし、まずフライパンにバターを入れるのね!?
    何かテンションがあがってきたわ! やっほい!」

ぽいっ

川д川「それを中火にかけて、バターを溶かすっと」

ジュ~~……

川д川「あ、いい匂い! へー、バターってこういう使い方も出来るんだ。
    パンに塗るためだけの食品かと思ってたけど、中々やるじゃない」

川д川「ようし、ジュウジュウいってきた。ここに鶏もも肉を~~投入っ!」

ジュワ~~~!

川д川「おおお、何かプロの料理人みたい!」

川д川「ようし、白っぽくなるまで炒めるわよ~~! ……あ、混ぜるアレがない!」



52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 19:58:32.38 ID:ng+q1sm70

ジュ~~~

川;д川「え、ええっと、どうしよう。何か代用できる物は……!」

川;д川「さいばし! そうだ、さいばしが台所についてたはず!」

どたどたっ! がしゃん!

川д川「あったぁぁぁ! 急がねば、肉が焦げてしまう!」

どどどど!

川д川「さあ、炒めるわよ! 料理人貞子の腕前、とくとごらんなさい!」

ジュワァァァァ!

川д川「意味も無くフライパンを動かしてみたり……快感。
    混ぜる手つきをクールに魅せてみたり……快感。
    この匂い、この料理音……ああ! やばい、意外と料理って楽しい!」



54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 20:02:03.06 ID:ng+q1sm70
川д川「何でこんな楽しい物を面倒臭がってたんだろう。
    小学校のときとか、家庭科でやってたのになー」

ぽわぽわ~~~ん

―貞子、小学五年生―

「はーい、今日はカレーをつくりましょー」

川д川「ブーンくん、にんじんの皮むいてくれる?」

( ^ω^)「おkだお! ふん!ふん!」

川д川「あ、危ないよう。包丁じゃなくて、皮むき器(ピーラー)使った方が……」

( ^ω^)「職人はそんなもんつかわんのじゃい! ワシのやり方に口を出すなぁぁぁ!」

……
川д川「えーっと、調味料はこれくらいかな?」

( ^ω^)「少なくな~~~い?」

川д川「……じゃあ、これくらい?」

( ^ω^)「多くな~~~~い?」

川д川「……」

( ^ω^)「ブーン知らな~~~~い? 責任とれな~~~い?」


57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 20:04:18.49 ID:ng+q1sm70

――思い出の範囲、ここまで――

川#д川「……そうだ。皆でやったから面白くなかったんだ」

川д川「一人で料理するなら、誰にも口出されないし、気楽だわー」

ジュウウウウ

川;д川「っと、いけない。そろそろ白くなってきたわね。
     ……ちゃんと中まで火通ってるのかしら?」

ひょい

川д川「どれ、一つばかり食べてみましょ」

もぐり。

川;д川「あっつぅぅ~~~~~!!」






59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 20:06:53.98 ID:ng+q1sm70

川д川「ま、まぁ。火は通ってるみたいね。安心安心」

川д川「ようし、次はにっくきたまねぎ小僧の投入よ!」

ぽいっ!
ジュワァアァァァァァっ!

川д川「そおい! しんなりするまで炒める! しんなりってのがよく分からないけど、適当!」

ジュワジュワァァァ

川д川「むむ、いい匂いがしてきたなぁ。意外! あのたまねぎ小僧は炒めるといい匂いであった!」

ジュウウ(中略)

川д川「そろそろいいかな? えーっと、次はケチャップを入れればいいのね?」



62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 20:08:50.02 ID:ng+q1sm70

ジュワ~~~~~

  /    ||    :ヽ
   ┌|(⌒ヽ :|| ..:⌒: |┐   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   |::|::ヽ.__:):||(___ノ ::|::|  │
    |:|: ..   :||    .. |:|  │
    :|: ..   ||    ..|| <   ジュワ! ジュワジュワジュワ!!
     :\ [_ ̄] /::|   │
::     |\|_|_|_|_/:::|    \________
   __| |   / / :|___


川д川「日本語でおk」

ジュウウ……

川д川「そおい! ようし、赤くなった! 三倍だ!」

ぐりぐりぐりっ!

川д川「そしていよいよお米の投入だぁぁっぁ」

川д川「……」

川;д川「しまったぁぁぁ! 炊いてなぁぁぁぁい!!!」



64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 20:11:07.63 ID:ng+q1sm70

ジュワァァァ!

川;д川「なんてことだ……! オムライスなのにライスを炊き忘れる……!
     なんという、愚鈍ッ……! 圧倒的、油断……! もはや、取り返しは不可能……!オムレツへの転職……!」

川д川「ど、どどどどーしよう? このままじゃたまねぎと鶏もも肉の炒め物(謎)になってしまうわ!」

ピンポーン

川д川「だ、誰!?」

ガラリ


  /    ||    :ヽ
   ┌|(⌒ヽ :|| ..:⌒: |┐   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   |::|::ヽ.__:):||(___ノ ::|::|  │
    |:|: ..   :||    .. |:|  │
    :|: ..   ||    ..|| <   ジュワ! ジュワジュワジュワ!!
     :\ [_ ̄] /::|   │
::     |\|_|_|_|_/:::|    \________
   __| |   / / :|___




66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 20:13:36.03 ID:ng+q1sm70

川;д川「な……貴方は隣人のウルトラマンさん!?」

(0w0)「ジュワジュワ!」

川д川「え、えーっと、ジュワ!」

(0w0)「アラビア語でおk」

川;д川「あ、そうですか……って言えるか! 何ですかもう、今忙しいんです!」

(0w0)「……」

すっ ぱかっ ふわぁ……

川д川「こ、これは炊き立てのご飯!?」




67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 20:15:57.58 ID:ng+q1sm70

(0w0)「使って下さい。私のお米」

シュタタタ! どぴゅーん!

川д川「い、行ってしまわれた……」

川д川「何だったんだろう? でも、お米くれたし、後でちゃんとお礼しないとね」

川;д川「……と、とにかく続きよ続きっ! せっかくウルトラマンさんがくれたお米、一粒たりとも無駄には出来ないわ!」

ジュウウウウ!

川д川「ながら投下ーっ!」

ジュワァン!

川д川「キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」



68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 20:18:02.23 ID:ng+q1sm70

川;д川「おおおっ! ご飯の量多っ! はみ出るはみ出る!」

ジュワァァァァ

川;д川「ようし、ケチャップ投入! そして、さらに混ぜる!」

ちゅぱカブラァァァ! どぴゅっ!

川;д川「塩コショウ導入! 量は適当!」

しゅっ! しゅっ!

ジュワァァァァ!

川д川「そして頃合を見計らい、お皿へうつす!」

ぽいっ

川д川v「チキンライス、かんせ~~~いっ!」




71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 20:21:15.45 ID:ng+q1sm70

川;д川「ふう、はぁ、はぁ。長い戦いだった……でも、いい匂いがするよ!」

川д川「……」

川д川「って、これで満足しちゃいけないんだよね。
    オムライスなんだから、最後の仕上げをしなきゃ」

がちゃり。

川д川「卵を手に持って~~器に叩きつけて~~ワルっ!」

ぱかん!

川д川「あ、殻が入っちゃった」

ひょいっ ぬめぇ……

川;д川「むむむ、ぬるぬるしてとれない。……とれたっ!
     ふう。こういうの気になるタイプだから、すっきり!」



72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 20:24:53.67 ID:ng+q1sm70

川д川「卵をときほぐすくらいは、私にだってデキマス」

かっかっかっか

川д川「これって鶏の赤ちゃんなんだよね」

かっかっかっか

川;д川「いかん、これは料理の最中に考えちゃいけない部類の想像だった。
     うええ、さっきの肉の感触が気持ち悪くなってきた」


川д川「とにかく、とき卵完成! いよいよ最後の難関ですよ奥さん!」

川д川9m「よっしゃー、綺麗に仕上げてみせるもんねっ!」



73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 20:27:50.90 ID:ng+q1sm70

・最後の仕上げ オムライスを作る(もはや題名が適当)

川д川「フライパンにサラダ油をしいてっと」

とろ~~ん

川д川「中火にして、全体に馴染ませる。うん、何かフライパンの扱いには慣れてきたぞ~」

川д川「とき卵を入れて、全体に広げるっと」

とろ~~ん
じゅじゅ……。

川д川「おお、さすが卵。すぐに固まり始めましたわー」

川д川「弱火にしてっと。……さあ、いよいよチキンライスを真ん中に乗せて、包む作業がはじまるお」

川;д川「刺身の上にたんぽぽを乗せる作業とは難しさが段違いだぜぇ……ごくり」



76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 20:31:48.23 ID:ng+q1sm70

ジュワ~~~

状況 (卵焼きっぽい土台+チキンライス)

川;д川「包むように卵を折り返して、皿の上でひっくり返す……。
     実に簡単な最後の仕上げよ。慌てないで、私。出来る、きっと出来るわ」

かりかり……

川д川「そーっと、そーっと移動させて」

川д川「はいっ!」

ぐるん! びたん!

川д川v「オムライス、完成~~~!」



ぐしゃ~~ん

川д川「……何これ」


77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 20:34:00.52 ID:ng+q1sm70

川;д川「何と言う事……! ここまでの調理は完璧だったはず……!
     にもかかわらず、この美しくないオムライスは一体何なの……!?」

川д川「……」

川д川「最後の最後にミスるなんて、呪われてるわ。ええ、呪われてる」

川д川「……下手くそなオムライス」

川д川「……でも」

川д川「……自分で作ったから、やっぱり愛着は大きい、かな?」



78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 20:37:10.50 ID:ng+q1sm70

――エピローグ


川д川「いっただっきまーす!」

もぐもぐ

川д川「あ、美味しい! 見た目はともかく、味はいけるわぁ~~」

川д川「流石、私だわ! 学校の勉強のみならず、料理の腕もばっちしね!」

川д川「……」

川д川「一人で食べても美味しい物は美味しい!」

川д川「……」

川д川「……そもそも、料理なんて一人でするものだし。
    そうでしょ?」

川д川「……お母さんは例外」

川д川「……はぁ、お母さん、元気にしてるかな?」



79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 20:39:48.00 ID:ng+q1sm70

たーけやーさおだけー

川д川「うるさいぞー、竿だけ屋ー」

ニャーニャー

川д川「野良猫にえさやるなー」

川д川「……」

川д川「こっちの高校に進学して、もう二年かぁ。
    地元の皆は元気にしてるかなぁ。メール、最近してないなぁ」

川д川「……」

カラン。

川д川「……やっぱり、こっちでも友達欲しいな」

川д川「……あと、彼氏」

川д川「……出切るわけ、ないか。私なんかに、さ」



81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 20:42:50.87 ID:ng+q1sm70

ピンポーン

川д川「ん? 誰だろ。はーい」

がちゃり

(0w0)「ジュワジュワ!」

川;д川「う、ウルトラマンさん!? え、えーっと、ジュワ!」

(0w0)「サウジアラビア語でおk」

川;д川「出来るか! ……って、そうだ。あの、お米ありがとうございました」

(0w0)「何、気にするな。困っている人を助けるのが、ヒーローの仕事なのだから」

川;д川「は、はぁ。ヒーローですか」




83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 20:45:53.04 ID:ng+q1sm70

(0w0)「うむ。今日は強盗を三人ほど締め上げてきた」

川д川「へ、へぇ~。凄いですね」

川д川「あ」

川д川「そうだ。よかったら、オムライス作ったんですけど食べていきませんか?
    もう一人分くらい余っちゃってるし、お米のお礼に是非!」

(0w0)「え? あ、いや、自分は……」

川д川「いいからいいから。隣人のお付き合いってやつですよ。
    ……それとも、あれですか? 私の作った料理じゃ、不安ですか?」

(0w0)「い、いえ……じゃあ、頂く事にします」

川д川「ええ。是非どうぞ」




85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 20:48:27.49 ID:ng+q1sm70

――…

川д川「今度こそっ!」

じゅわー! びたん!

――……


とことこ。すとん。正座。

(0w0)「ほう、これはうまそうだ」

川д川「……いいんです。気を使わなくても。
    二回も失敗するなんて、ふふふ、呪われてるんだわ、私。神様にオムライスを作る能力を奪われてるんだわ」

(0w0)「貞子さn」

川д川「あ、いいですよ無理して食べなくても……」

ガシッ

川д川「え?」

(0w0)「料理とは見た目や材料で美味しさが決まるのではありません。
    作った人の真心が、美味しさを左右するのです」




88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 20:51:57.35 ID:ng+q1sm70

川д川「真心……」

(0w0)「そうです。美味しく作ろう、という心意気がこめられていれば
    料理もそれに応じて美味になるのです。

    ――貞子さんは、一所懸命な人なのでしょうね。
    この料理からは、そんな貞子さんの人間味が漂ってきます。
    断言できる。このオムライスは、とてもうまいオムライスだと」

川д川「ウルトラマンさん……」

(0w0)「さて、それでは頂きます」

カツン!

(;0w0)「……あ、マスクとらないと食べられない」

川д川「ふふ、おかしい」

(;0w0)「す、すいません。自分、三代目なもんで、まだ慣れてなくて」




90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 20:53:38.65 ID:ng+q1sm70

川д川「私がとってあげますよ。はい」

(;0w0)「あ、ちょ、駄目です! ヒーローは素顔を見せちゃいかんのです!」

川д川「まあまあ、固い事言わずに。とらないと食べられませんよ」

(;0w0)「ちょ、あかんって。それに、自分、お世辞にもイケメンとは言えな――」

川д川「えいっ!」

すぽんっ!

('A`)「あ……」





92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 20:56:52.16 ID:ng+q1sm70
川д川「え? あ……」

('A`)「……」

しぃーん。

(;'A`)「あ、あの、その、お、俺は……」

川д川「……」

(;'A`)(いかん、素顔だと、赤面病で根暗な『ドクオ』になっちまう……!)

(;'A`)「 す、すいません。素顔、しょぼくて、その、申し訳ないです」

川д川「……」

(;'A`)「や、やっぱ俺帰りま――」

ガシ!

('A`)「え?」

川д川「か、かかかか……」



川*д川「かっこいい……!」


97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 21:00:11.60 ID:ng+q1sm70

('A`)「はい?」

川;д川「あ、いや、その、つい本音が……じゃなくて、ええっとどうしよう……!」
     
(;'A`)「あ、あの、貞子さん?」

川;д川(いかん! 何をテンションに任せて口走ってるのよ私!
     い、いくらなんでもいきなりすぎでしょ! ウルトラマンさん困ってるじゃない!)


川д川(……でも、ここで引いたら、いつまでも私は卵のままのような気がする
   いつまでも、オムライスが成功しないような気がする。――だったら、ええい!)



                 どうにでもなれ!


川д川「わ、私と付き合ってみてくれません……か?」

('A`)


(;'A`)「は、はい?」


101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 21:04:38.94 ID:ng+q1sm70

川д川「わ、わわ私と付き合うと、もももも漏れなくオムライスがついてきますよ!?」

(;'A`)「え? え?」

川;д川「あ、いえ、そうじゃなくて何言ってるんだろ私、ああもうおかしい今日はテンションおかしいんですゴメンナサイ。
    でもこれは本音でだけどこれを言ったら迷惑だろうしでもあなたの優しさにもう乙女心がときめいてしまったというか、ええと」

('A`)「……」


(;'A`)(え? 俺に告白とか罰ゲームですか? いや、でも、本気?
    だとしたらやばいって貞子さん前から可愛いと思ってたけどマスクがないと
    喋れないへタレだしそもそも俺なんかが付き合っていいレベルじゃねーだろ俺がミジンコ貞子さんはホワイトタイガーレベルだって!

    で、でも、貞子さんが困っている……。

    ヒーローとして、ドクオとして放っておいたら駄目……な気がする。
    そういう理由をつければ、俺だって……マスクなんかなくったって!)




102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 21:07:00.28 ID:ng+q1sm70

(;'A`)「さ、貞子さん!」

川;д川「はいぃぃ!」


('A`)「お、俺だけの……」

すぅ……


(;'A`)「是非、俺だけの為にオムライスを作ってくれぇぇ!」


川д川「……」

('A`)「……」

川д川「わ」


川//д川「わああああああああああ!!!!亜wせdrftgyふじこlp;@:」

(0w0)「ジュワ! ジュワジュワジュワ!!」



107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 21:11:27.36 ID:ng+q1sm70

古来より、女の武器は色気と料理とされてきた。

色気は敵より情報を引き出す際に。
料理は良い家庭を築く為に。

それぞれ、何百年もの間、進化を遂げて今現在に至っているのだ。

外食産業や冷凍食品が主となった今だからこそ。

手料理のあたたかみ、真心などが縁を結ぶ事もあるのかもしれない。

例えば――そう、貞子とドクオのように、ね。

川д川「次こそ成功させますから!」
('A`)「きょ、今日もオムライスですか……いや、美味しいからいいんですけどNE!」


おわり


110 :1 ◆zpW0mlvJcY :2008/11/30(日) 21:12:19.32 ID:ng+q1sm70
以上で川д川喋るDSお料理貞子のようです は終わりです
ありがとうございました。ドロンドン!





川д川喋るDSお料理貞子のようです
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