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ジョルジュ

Author:ジョルジュ
心母少女最終話更新
完結おめでとうございます。
08/03

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( ^ω^)ブーンはできない人間のようです 一話 

5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/04(金) 15:09:42.70 ID:vS+3fJ4A0
                                 ああ人生最高。































6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/04(金) 15:10:30.09 ID:vS+3fJ4A0




太陽さんとか地球さんとかの規模で考えると、瞬き一回にも満たない寸劇でも。




自分にしてみれば、結構長い事人生やっています。どうでしょうか。




駄目でしょうか。
















7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/04(金) 15:11:06.61 ID:vS+3fJ4A0



















また、
夏がきます。











8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/04(金) 15:11:46.03 ID:vS+3fJ4A0

しかし、夏の前に月曜日が来ます。

月曜が来たら続けて目覚まし時計のベルがやって来ます。

時刻は六時半です。

遅れて腹痛も登場します。

コンディションですか。最悪です。

胸は張り裂けそうです。
いや、張り裂けてくれても構わないのです。
母がびっくりするくらいで、僕としては会社に行かなくても済むし、
普通に老衰で逝くよりインパクトあって良いじゃないですか。後処理が酷そうですが。

なんでしたっけ。

コンディションですか。最悪です。











9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/04(金) 15:13:08.84 ID:vS+3fJ4A0

目玉焼きは嫌いです。

トーストも嫌いです。

朝食が嫌いです。

でも母は早く食べちゃいなさいと急かします。



悪いですが固形物は受け付けそうにありません。吐き気がします。




それでも、僕は林檎ジュースで流します。
朝食も理不尽も無理矢理飲み込みます。

料理を残すと母は悲しみます。

それに対して僕は何食わぬ顔は出来ません。





12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/04(金) 15:16:52.13 ID:vS+3fJ4A0
父は既に身支度を整えています。

ネクタイが決まっています。

流石に営業マンは違います。

二十年、三十年と、よく仕事が続くな、と感心します。

僕なんて入社二年目でもうリタイア気味なのに。

そんな事を考えている間にも、父は出勤の準備が出来た模様です。

僕も白いタオルを投げる準備だけはいつもしているんですけどね。


母も専業主婦の分際で、今日も頑張るぞと栄養ドリンクを飲み干し、手に唾しました。
ああ、いえ、別に主婦の方々を軽蔑している訳ではありません。

でも羨ましいなぁと思って。

一人だけの職場が。




14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/04(金) 15:20:04.18 ID:vS+3fJ4A0
父はマイカーで、
僕は電車で通勤します。
駅まで車で乗せていって貰いたいのですが、如何せん仕事場が逆方向です。

僕は自転車で最寄駅まで向かいます。正直時間が厳しい所です。
スピードを上げます。籠の中の鞄が揺れます。鞄の中の弁当も恐らく揺れています。
この弁当を残すと母の心も悪い方に揺れます。
だからどんなにグチャグチャになっても、完食しなければなりません。
一応愛が詰まっているらしいですから。

駅に着きました。

頭痛も到着しました。

腹痛も依然収まる気配がありません。

コンディションですか。最悪です。

定期券があと三日で切れます。

僕の人生もあと三日くらいで自動的に切れて欲しいものです。

いや、三日は長いか。

今、線路に飛び出したら三秒で逝けるんですが。

無論そんな事は出来ません。
そんな勇気はありません。



15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/04(金) 15:21:35.45 ID:vS+3fJ4A0
会社に着きました。

正しくは会社という名の地獄に着きました。

勤務時間を満たさない限り、後戻りは不可能です。

逃げ出したい。「全員死ね」とか叫喚しながら。

そう、高らかに大声で。

泣き
叫び
たい


のに

気付けば静謐な社内に僕は居るのです。

あと数分すれば勤務開始時間。


僕はパソコンのモニターに映る、不細工な顔を見つめています。

ちりん。

どこかで風鈴が鳴りました。

右隣の高岡さんのデスクにぶら下がっていました。



18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/04(金) 15:23:38.23 ID:vS+3fJ4A0










そうだ。

夏が始まったんだ。













( ^ω^)ブーンはできない人間のようです



20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/04(金) 15:24:41.55 ID:vS+3fJ4A0
なにも面白くない物語。


ドラマチックな人生の逆転劇もなければ、目を覆いたくなるような悲劇も無い。


平凡といえば平凡。


恵まれているといえば恵まれている。

















それだけ。


22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/04(金) 15:25:29.73 ID:vS+3fJ4A0
一話【死のう】

( ^ω^)

息苦しい。

( ・∀・)「内藤さーん、毎日毎日困るんですよねー……このデータ作り直しです」

(;^ω^)「え? いや、伝票はちゃんと確認したお。間違ってなんかないお」

( ・∀・)「だーから、伝票とは別に作業指示書も渡したでしょーが。
      体裁とか丸っきり違うじゃねーかよ、書類一つ作れねーの……?」

(;^ω^)「あ……すいませんお……うっかり……」

( ・∀・)「ホラ、ここも付箋で注意書きしてんのに無視してんじゃねーか」

(;´ω`)「あの……その……すぐ修正して……」

(´・ω・`)「おぅーい、モララーくーん。ちょっとこっちきてー」

( ・∀・)「はいはーい」

(;´ω`)

息苦しい。


25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/04(金) 15:30:39.58 ID:vS+3fJ4A0
僕は入社ニ年目。

彼は今年入ったばかりのペーペー。

僕は大学卒。

彼は高卒。




















なぜこうなる。


26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/04(金) 15:31:50.03 ID:vS+3fJ4A0
从 ゚∀从「お前ってすごいよなー。尊敬に値するわ。
     何も出来ないのに会社に居れるんだぜ? すげーわマジ」

同期の高岡さん。
入社当初は黒髪のストレートだったけど、暫くして茶色に染めてパーマまでかけ出した。

アイシャドウで目元はギンギラギンだし、爪はピッキングが出来そうなくらい伸ばしている。

それでも良いんだろう。別に。


『出来れば』


『仕事が出来れば』





『仕事が出来れば許される』





27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/04(金) 15:34:18.34 ID:vS+3fJ4A0

僕は出来るか出来ないかでいったら出来ない方の人間です。

でも僕は毎日出勤しています。

僕以下の屑は沢山います。



ニート。

ひきこもり。

ホームレス。

犯罪者。



僕はこの人たちより上です。明らかにそうです。

でも何故でしょうか。


そういう人達が羨ましく見えるのは。



29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/04(金) 15:39:34.28 ID:vS+3fJ4A0






出来る事なら一度底辺に落ちてみたい。




僕は仕事でミスをするたび、『僕はダメ人間なんだ』と言い聞かせます。
すると気分が楽になります。

ダメ人間という言葉に酔っています。

言い訳の全てを託しています。

便利な呼び名。

ダメ人間。




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