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ジョルジュ

Author:ジョルジュ
心母少女最終話更新
完結おめでとうございます。
08/03

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( ^ω^)ブーンは素敵な魔法使いに出会うようです 

600 : [―{}@{}@{}-] ( ^ω^)ブーンは素敵な魔法使いに出会うようです 1/27:2008/08/13(水) 00:07:37.00 ID:CajkprAjP
はじまりは衝撃的だった。

「ド」がつくほどの田舎から上京し、東京の大学に進学した僕にとって、
都会の人々は、まさに異邦人といったところだった。

個性的なヘアースタイル、モデル雑誌のようなファッション。
目に映る全てのものが新鮮だった。

どれも色鮮やかで華々しかった。
しかし、それら全ては――彼女を見つけた瞬間、一気に色褪せてしまっていた。

川 ゚ -゚)

(*^ω^) (この世のものとは思えないほど綺麗な人だお……)

そう、僕は彼女に一目惚れをしたのだ。




601 : [―{}@{}@{}-] ( ^ω^)ブーンは素敵な魔法使いに出会うようです 2/27:2008/08/13(水) 00:09:08.00 ID:CajkprAjP
女性とお付き合いのしたことのない僕が、彼女と会話を出来るようになるまで、
どれほどの苦労があったかは想像に難くないだろう。

出会ってから一ヵ月後、僕らは知り合いになり、

川 ゚ -゚) 「やあ、内藤君。今日も一緒の講義だな」

(*^ω^) 「素直さん! おはようございますお!」

知り合いになってから半年後、僕らは友達になり、

川 ゚ -゚) 「なあ、ブーン。今日一緒に飲みにいかないか?」

( ^ω^) 「了解だお! じゃあ今夜いつものところで待ってるお!」

友達になってから一年後、僕らは恋人同士になり……

数年後、とうとう僕らは結婚したのだった。



604 : [―{}@{}@{}-] ( ^ω^)ブーンは素敵な魔法使いに出会うようです 3/27:2008/08/13(水) 00:11:02.07 ID:CajkprAjP
( ・∀・) 「二人ともおめでとー!」

ξ゚⊿゚)ξ 「末永く幸せにねー!」

ミ,,゚Д゚彡 「なんでお前がそんな美人の嫁さんもらってんだ、この幸せもの!」

(*゚ー゚) 「クーちゃん綺麗よー!」

友人たちからの盛大な祝福を受けた僕らは、確かに幸せへの道を歩んでいた。

川 ゚ -゚) 「休日の午後には子供のためにお菓子を焼く、そんなお母さんになりたいものだ」

( ^ω^) 「おっおっ。じゃあ僕は、日曜日は子供と遊ぶような、優しいお父さんになるお」

僕らの人生は、今まさにスタートラインに立ったのだ。
その先に続くのは、幸福という名の道だけ――



608 : [―{}@{}@{}-] ( ^ω^)ブーンは素敵な魔法使いに出会うようです 4/27:2008/08/13(水) 00:13:38.34 ID:CajkprAjP
( ´ω`) 「そう思っていた時期が、僕にもありましたお……」

ストレス社会、日本。
日々満員電車に詰め込まれ、会社へ行けば上司から怒鳴られ、もらえるのは雀の涙ほどの給料。
数年前までは、こうやって独り言を呟くこともなかった。

僕は疲労困憊の体に鞭打ち、帰路についていた。

( ´ω`) (今日の営業も全戦全敗だったお……)

結果至上主義の営業部での仕事は辛い。
一に契約、二に契約、三、四も契約、五も契約。
常にプレッシャーがついてまわるこの仕事に、僕の心身は衰弱していた。

( ´ω`) 「もう少しで家だお……はぁ」

思わず溜め息が出る。
最近、溜め息の数と白髪の数が増えてきた。
まだ二十五歳という若いみそらで……、また一つ、溜め息がこぼれた。



612 : [―{}@{}@{}-] ( ^ω^)ブーンは素敵な魔法使いに出会うようです 5/27:2008/08/13(水) 00:15:34.92 ID:CajkprAjP
僕の住む――妻であるクーが待っている、古い公団住宅が見えてくる。
家族の待つ、我が家。
風当たりの厳しい現代社会で戦うリーマン達の、唯一のオアシスがそこにあるのだ。

( ^ω^) 「……」

残業帰りのため、もう既に深夜0時を回っている。
僕はそっと玄関のドアを開け、ぼんやりと光を放つリビングへと向かった。

ぐぅ、とお腹が鳴る。

(;^ω^) (そういや、まだ晩飯食ってなかったお)

今夜の晩御飯はなんだろうか。いや、その前に……。
僕の胸に、一抹の不安が過ぎる。

僕はその不安をかき消すように、元気な体を装ってリビングに入ることにした。

( ^ω^) 「ただいまだおー!」

開け放ったドアのその先には、今夜もやはり美しい妻が僕の帰りを待っていた。




616 : [―{}@{}@{}-] ( ^ω^)ブーンは素敵な魔法使いに出会うようです 6/27:2008/08/13(水) 00:17:34.18 ID:CajkprAjP


        
 カタカタ       / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     (゚ -゚( 川< あ、ギコたんがINしたぞ!
   _| ̄ ̄||_)_\___________
 /旦|――||// /|
 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| . |
 |_____|三|/



619 : [―{}@{}@{}-] ( ^ω^)ブーンは素敵な魔法使いに出会うようです 7/27:2008/08/13(水) 00:19:54.25 ID:CajkprAjP
( ^ω^) 「……」

真っ暗な部屋の中、唯一の明かりはパソコンのディスプレイから放たれている。
見目麗しきクーは、今夜もコーラとピザをお供にパソコンへと向かっているようだ。

( ^ω^) 「ただいまだお」

川 )゚ -゚) 「……ブツブツ……ブツブツ……」

( ^ω^) 「クー、ただいまだおー」

川 )゚ -゚) 「……今度のオフ会は関西だと?全くけしからん、私が参加できないじゃないか」

ネット上では16歳の女子高生を演じてるんだから、オフ会で困るのはお前だろ。
と心の中で突っ込みながら、本日三度目のただいまの挨拶をする。

( ^ω^) 「クー、サイダーとポテトチップス買ってきたお!」

川 )゚ -゚) 「おお、ブーンお帰り。いつもご苦労様だ」



620 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/13(水) 00:20:19.92 ID:HklZw6UD0
そんなwww


621 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/13(水) 00:21:17.52 ID:uoURivqu0
素直ブーといったところか・・・


622 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/13(水) 00:21:24.45 ID:Rwrfk1pv0
ちょwwwww


623 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/13(水) 00:21:28.33 ID:d++zQxNJO
クーはサイダーとポテチで反応すんなwww


624 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/13(水) 00:21:49.37 ID:xNtIrSRD0
なんだとwwwwww


625 : [―{}@{}@{}-] ( ^ω^)ブーンは素敵な魔法使いに出会うようです 8/27:2008/08/13(水) 00:23:05.18 ID:CajkprAjP
クーはこちらに目もくれず、左手だけを僕に向ける。
僕はその手にサイダーとポテトチップスの入った袋を握らせると、そそくさと着替えを始めた。
テーブルを見ると、やはり晩御飯は用意されてなかった。

( ^ω^) 「クー、今日はなにか変わったことはあったかお?」

脱いだ背広をハンガーにかける。
しばらくアイロンをかけていないので、やや肩のラインが崩れつつある。
背広だけじゃない、この家にあるあらかたの衣料品は、洗濯さえされないまま散らかり放題となっていた。

川 )゚ -゚) 「今日もこの家は平和だったぞ」

( ^ω^) 「自宅警備、本日もご苦労様でしたお」

川 )゚ -゚) 「ああ、ブーンもお疲れ」

もはや皮肉さえ通じなくなった。
会話らしい会話など一つもない。たまに彼女の口から出るのは、「今日ネットでね……」というくだらない近況報告。

ぶくぶくと太った彼女には、もはや愛情などない。
僕も学生時代は「ピザ乙www」とよくからかわれたものだが、今の彼女の体型はピザハットもびっくりだ。




627 :( ^ω^)ブーンは素敵な魔法使いに出会うようです 9/27:2008/08/13(水) 00:24:25.35 ID:XAHM6LUb0

( ´ω`)「現実の不確実性を誰もが知っているのに、
      なぜ誰もがそれを信じている顔をしたがって、
      純粋な夢を嘲笑するのかお。。。」

( ´ω`)の周りの景色はきらめくような夏の日のもつ美しさで光輝き
生気に溢れていましたが、遮るものとてない青空を飛ぶ雲雀、花から
花へとひらひら揺れる蝶、光り輝く川の表面等、これら実体のない、
偽りの景色に注意を払うには、( ´ω`)はあまりに苦痛と絶望感と
で消耗しきっていました。

そして、・・・・・


628 : [―{}@{}@{}-] ( ^ω^)ブーンは素敵な魔法使いに出会うようです 9/27:2008/08/13(水) 00:25:38.76 ID:CajkprAjP
いつからこんなことになってしまったんだろう……。
本日何度目かの溜め息をついた瞬間――あたりは光に包まれた。

(;>ω-) 「うおっ! まぶしっっ!!」

あまりの眩しさに、反射的に瞼が瞳を覆う。
そしてしばらくすると、光の波は静かに引いていく。
僕はそれを感覚で捉えると、静かに視覚を開放した。

( ^ω^) 「……」

('A`) 「……」

( ^ω^) 「……」

('A`) 「よお」

そこには、ふんどし一丁の不審者がいた。



633 : [―{}@{}@{}-] ( ^ω^)ブーンは素敵な魔法使いに出会うようです 10/27:2008/08/13(水) 00:27:44.18 ID:CajkprAjP
とりあえず、僕は携帯を取り出し「1」「1」「0」とボタンを押す。

( ^ω^) 「もしもし、警察ですかお?」

('A`) 「へいへーい、ベタな反応だな」

( ^ω^) 「家に突然不審者が入ってきたんですお」

('A`) 「どこのどいつが不審者だって? おお、そこでパソコンにかじりついてる豚のことか?」

( ^ω^) 「ええ、不審者と豚一匹を引き取りに来てもらいたいんですお」

('A`) 「ちょwww不審者って俺のことかwwwwちょっと待てよww」

突然、不審者が僕の携帯を取り上げる。
そして「間違い電話でした。おちんちんびろーん」と電話口に向かって叫び、無理やり通話を切ってしまった。



637 : [―{}@{}@{}-] ( ^ω^)ブーンは素敵な魔法使いに出会うようです 11/27:2008/08/13(水) 00:29:43.69 ID:CajkprAjP
( ^ω^) 「……なにするんだお」

('A`) 「時に落ち着け、青年」

( ^ω^) 「いきなり人の家に入ってくるなお、犯罪だお」

('A`) 「そうは言うがな、俺はお前に呼ばれたんだぜ?」

( ^ω^) 「は?」

('A`) 「あのね、俺魔法使いなの。魔法使い」

( ^ω^) 「ああ、三十歳まで童t ('A`) 「そっちの魔法使いじゃない」

不審者の上に、どうやら頭のネジまで外れているらしい。
これは早々に退却してもらわねば。



641 : [―{}@{}@{}-] ( ^ω^)ブーンは素敵な魔法使いに出会うようです 12/27:2008/08/13(水) 00:31:44.29 ID:CajkprAjP
('A`) 「どうやら信じてないようだな」

( ^ω^) 「ええ、もちろんですお」

('A`) 「こうなったら、いっちょ魔法を見せてやりますか」

( ^ω^) 「ははっ、寝言は寝て言ってくれお」

('A`) 「行くぞ、見てろ……俺の最大魔法!!」

不審者はそういうと、小さな杖を取り出して、宙に舞った。



644 : [―{}@{}@{}-] ( ^ω^)ブーンは素敵な魔法使いに出会うようです 13/27:2008/08/13(水) 00:33:28.74 ID:CajkprAjP


  。.:☆   . 
;*  †▲_*;.。.:
゚*: (('A`);゚' + <アバダ・ケタブラ!!
゚・* (  7   
   < ヽ 
    *。+





645 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/13(水) 00:33:55.23 ID:FK9nyluQ0
だめだこいつwwwww


646 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/13(水) 00:34:12.51 ID:Rwrfk1pv0
>>644
殺す気wwww支援


647 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/13(水) 00:34:38.62 ID:d++zQxNJO
それハリーwww


649 : [―{}@{}@{}-] ( ^ω^)ブーンは素敵な魔法使いに出会うようです 14/27:2008/08/13(水) 00:35:41.73 ID:CajkprAjP
('A`) 「……」

( ^ω^) 「……」

('A`) 「……」

( ^ω^) 「……なんにも変化ないみたいだお」

('A`) 「おいおい、お前の尻はケツ穴か? それを見てみな」

不審者がある方向を指差す。
僕はそれに従い、顔の向きを変える。

するとそこには、悲劇が起こっていた。



652 : [―{}@{}@{}-] ( ^ω^)ブーンは素敵な魔法使いに出会うようです 15/27:2008/08/13(水) 00:37:42.74 ID:CajkprAjP
  ε ⌒ヘ⌒ヽフ
 (    川 ゚ -゚) ……
  しー し─J





  ε ⌒ヘ⌒ヽフ
 (    川゚ -゚川 ブヒ?
  しー し─J



653 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/13(水) 00:38:28.14 ID:Rwrfk1pv0
ちょwwwww完全にブーwwwww


654 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/13(水) 00:38:28.86 ID:FK9nyluQ0
>>お前の尻はケツ穴か?
なんという一章節・・・一目見ただけで分かってしまった。
この作者は鬼才^0^


655 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/13(水) 00:39:19.94 ID:DaC81rqPO
うわああ


656 : [―{}@{}@{}-] ( ^ω^)ブーンは素敵な魔法使いに出会うようです 16/27:2008/08/13(水) 00:39:47.53 ID:CajkprAjP
僕はゴシゴシと目をこする。そこには醜い豚へと変化した……
訂正、そこにはいつもと変わらない妻の姿があった。

( ^ω^) 「……」

('A`) 「どうだ! これが俺の魔法の力だ!!」

('A`) 「恐れ入ったか! どうだ、変わり果てた妻の姿は?」

( ^ω^) 「どこが変わったのか産業で」

('A`) 「なん……だと……」

でもまあ、とりあえずこれでこの男の力は実証されたわけだ。
信じないわけにもいかないので、とりあえず僕は男に質問をする。

( ^ω^) 「それで、その大魔導士様(笑)がなんの用だお?」



658 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/13(水) 00:40:27.10 ID:FK9nyluQ0
ブーン黒いよブーン


660 : [―{}@{}@{}-] ( ^ω^)ブーンは素敵な魔法使いに出会うようです 17/27:2008/08/13(水) 00:41:11.01 ID:CajkprAjP
('A`) 「ああ、それなんだがな。お前、よく溜め息つくだろ?」

質問を質問で返すなと(ry
しかし、実際僕の溜め息の数は多い。仕方なく、頷く。

('A`) 「俺はな、人の不幸を見逃すことができないんだ」

('A`) 「だから俺は溜め息を異常にする人のところへ姿を現すようにしている」

('A`) 「そしてお前は……今日一万回目の溜め息をついた」

(;^ω^) 「なんと……」


663 : [―{}@{}@{}-] ( ^ω^)ブーンは素敵な魔法使いに出会うようです 18/27:2008/08/13(水) 00:42:40.29 ID:CajkprAjP
('A`) 「だから! 俺は! お前の! 願いを叶えてやろう!」

( ^ω^) 「好きなだけか!? 好きなだけなのか!!?」

('A`) 「もちろんだ! 断言する! 俺に不可能なことはない!!」

さきほどの魔法も意味不明だったが、すごいことには変わりない。
この魔法使いは本物だ。こいつをうまく利用すれば、僕は世界一の幸せ者になれる。

僕はありったけの思いをこめて、願いを叫んだ。

( ^ω^) 「じゃあまず僕を世界一の富豪にしてくれお!」

('A`) 「いや、無理」



666 : [―{}@{}@{}-] ( ^ω^)ブーンは素敵な魔法使いに出会うようです 19/27:2008/08/13(水) 00:44:07.12 ID:CajkprAjP
(#^ω^) ビキビキ

(#)A`) 「いや、本当なら出来たんだけどね。ちょっと事情があって……」

( ^ω^) 「どんな事情だお?」

(#)A`) 「ずばり、MPが足りない」

メメタァ!

(#)A(#) 「まじなんだって……。これ見てくれよ」

( ^ω^) 「これ?」

すると突然、光のウインドウが現れる。
そこには、こう表示されていた。

『魔法使い ドクオ Lv.4 HP 1/18 MP 3/300』



667 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/13(水) 00:44:59.00 ID:d++zQxNJO
ドクオ雑魚www


668 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/13(水) 00:45:13.03 ID:d9Zy5l7d0
ドクオ死に掛けwwwwww


669 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/13(水) 00:45:42.04 ID:FK9nyluQ0
豚に変えるのにMP使い果たしたとかwww


670 : [―{}@{}@{}-] ( ^ω^)ブーンは素敵な魔法使いに出会うようです 20/27:2008/08/13(水) 00:45:47.86 ID:CajkprAjP
(#)A(#) 「本当なら沢山願いごと叶えて上げられたんだけどさ……」

( ^ω^) 「……」

(#)A(#) 「最初の魔法で、MP使いすぎちゃって……」

(#)A(#) 「ていうか、お前が最初から信じてくれてれば、余計な力使わずに済んだのに」

( ^ω^) 「殴るお?」

(#)A(#) 「ちょ! まじでHP無くなるって! それだけはご勘弁してください!」

( ^ω^) 「……帰れお」

不意に冷たい言葉が出る。
ただ、目の前の男を軽蔑していた。
なにもできない、迷惑しかけかない、他人に責任を押し付け、人に媚を売り……。

まるで、今の僕のようだ。



671 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/13(水) 00:45:59.70 ID:Rwrfk1pv0
弱えwwwww


673 : [―{}@{}@{}-] ( ^ω^)ブーンは素敵な魔法使いに出会うようです 21/27:2008/08/13(水) 00:47:16.14 ID:CajkprAjP
どうして会社で結果をあげられない?
会社の体質が悪いから? 上司と折り合いが悪いから?

( ^ω^) (違うお……)

なんでクーが引きこもりになった?彼女が自堕落だから?
……なら、どうしてそうなる前に彼女を気にかけてやらなかった。

(  ω ) (仕事が忙しい……そんなのも違うお)

どうして今の自分を不幸だと思う?楽しいことがないから?
……違う、わかっているんだ。

( ;ω;) 「僕が、僕が自分で幸せになろうと努力してないからだお……」

涙が頬を伝う。
とめどなく流れる粒を、不審者の指がそっと拭う。

('A`) 「まだやり直せるさ。俺はそのためにやってきたんだからな」



674 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/13(水) 00:47:47.71 ID:Rwrfk1pv0
ドクオ偉そうに言うなwwwwww


676 : [―{}@{}@{}-] ( ^ω^)ブーンは素敵な魔法使いに出会うようです 22/27:2008/08/13(水) 00:48:36.84 ID:CajkprAjP
( ;ω;) 「本当かお?」

('A`) 「ああ、本当だとも。俺にはまだMPが3も残ってる」

('A`) 「その余力全てをかけ、お前の最初で最後の願いを叶えることができる」

( ;ω;) 「でもまた僕は他人に依存して……」

('A`) 「これが最後だ。あとは自分の力で生きていくんだ。……それに知っているか?」

こんな格言を……。
『(リア)ディゾンはただの変態だ』
(声に出して読んでみよう! あら、ふしぎ! 某作品の名言に聞こえてくるよ!)




680 : [―{}@{}@{}-] ( ^ω^)ブーンは素敵な魔法使いに出会うようです 23/27:2008/08/13(水) 00:50:00.17 ID:CajkprAjP
涙が止まらなかった。
ただ、目の前にある光……、いや希望を掴もうともがいていた。
そして僕はただ――切実な思いを叫んだ。

( ;ω;) 「クーとまた、対等な立場で一緒に仲良く暮らしたいお!!」

('A`) 「その願い、聞き入れた」

不審者はそう言うと、再び杖をとりだし宙を舞う。
そして「エクスペクトパトローナム!」と叫ぶと、杖の先から眩い光が放たれる。

('∀`) 「仲良くやれよ。じゃあな」

薄れゆく意識の中で、最後に見たのは不審者の顔だった。
彼はニヤリと微笑んでいた。清々しいくらい気持ち悪い顔だ。

そして僕の意識は――そこで途絶えた。



682 : [―{}@{}@{}-] ( ^ω^)ブーンは素敵な魔法使いに出会うようです 24/27:2008/08/13(水) 00:51:36.04 ID:CajkprAjP
( ^ω^) 「……お?」

どれくらい時間が経過したのだろう。
あの出来事は、果たして現実だったのだろうか。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

( ;ω;) 「クーとまた、対等な立場で一緒に仲良く暮らしたいお!!」

('A`) 「その願い、聞き入れた」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

もしあれが現実だったのなら……。
もう一度、僕は僕らしく生きていけそうな気がする。

川 ゚ -゚) 「……おい、ブーン?」

( ^ω^) 「クー……聞いて欲しいことがあるお」

川 ゚ -゚) 「なんだ?」

( ^ω^) 「これからもまた、仲良く暮らしていこうお」

そういって僕は右手を差し出した。
クーもそれに応えるように、右手を差し出す。
僕らは、がっちりと握手を交わす……ことができなかった。

あれ?



685 : [―{}@{}@{}-] ( ^ω^)ブーンは素敵な魔法使いに出会うようです 25/27:2008/08/13(水) 00:52:58.41 ID:CajkprAjP
  ε ⌒ヘ⌒ヽフ
 (    ( ^ω^) ……
  しー し─J






  ε ⌒ヘ⌒ヽフ
 (   ( ^ω^ ) ブヒ?
  しー し─J



686 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/13(水) 00:53:19.46 ID:FK9nyluQ0
. .: : : : : : : : :: :::: :: :: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
    . . : : : :: : : :: : ::: :: : :::: :: ::: ::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
   . . .... ..: : :: :: ::: :::::: :::::::::::: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
        Λ_Λ . . . .: : : ::: : :: ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::
       /:彡ミ゛ヽ;)ー、 . . .: : : :::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::
      / :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .:: :.: ::: . :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
      / :::/;;:   ヽ ヽ ::l . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄ ̄ ̄ ̄


687 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/13(水) 00:53:25.20 ID:Rwrfk1pv0
なんですとwwwww


688 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/13(水) 00:53:44.51 ID:d++zQxNJO
おいwwwwww


689 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/13(水) 00:53:45.74 ID:xNtIrSRD0
なんwwwだとwww


690 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/13(水) 00:53:58.35 ID:d9Zy5l7d0
ブwwwタwwww


691 : [―{}@{}@{}-] ( ^ω^)ブーンは素敵な魔法使いに出会うようです 26/27:2008/08/13(水) 00:54:35.08 ID:CajkprAjP
(  ω ) 「……」

川 ゚ -゚) 「どうした? ブーン?」

(  ω ) (クーと一緒に仲良く……)

川 ゚ -゚) 「おい、 ブヒーン?」

(  ω ) (”対等な立場”で……)

川 ゚ -゚) 「聞いてるのか、ブータン」

(  ω ) 「ぶひ、ぶひひ……」

( ;ω;) 「ぶひひーん!!」

川 ゚ -゚) 「なんだ元気じゃないか、良かった良かった」

( ;ω;) 「ブーは黙ってろお!!」

こうして、魔法使いドクオの魔法は大成功に終わりました。
少し納得のいっていないブーンのようですが……



692 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/13(水) 00:55:14.79 ID:Rwrfk1pv0
>こうして、魔法使いドクオの魔法は大成功に終わりました。
ふざけんなwwwwww


693 : [―{}@{}@{}-] ( ^ω^)ブーンは素敵な魔法使いに出会うようです 27/27:2008/08/13(水) 00:56:00.40 ID:CajkprAjP
 カクカク  ,ィヘ⌒ヽフ  ブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒ!!
    / ( ^ω^)) -=3
 ε//   し ヘ⌒ヽフ   ドッピューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
  ( (  _,.ノ 川 ゚ -゚)) -=3
   し しー し─J ブッヒィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!



意外と、仲良く暮らしましたとさ。
めでたし、めでたし。




おわり



( ´_ゝ`)ブーン系小説練習&総合案内所のようです
ttp://yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1218419588/
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